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1月14日(火)⑤ アルツハイマーと言われ病院を出た母 [母の認知症関連]

とりあえず早めに病院が終わったので、母の希望で近所のショッピングセンターへ。
町内会の新年会に着ていくのに何か服を買いたいらしい。
ちなみに昨年の12月23日に靴下と下着を買ったのだが、どこにしまったか忘れてるとの事(妻談)

母は昔から派手な色が好きなので、私と妻で見立ててあげる。
いい感じの服があったので、買うことにする。私が買ってあげようとしたのだが、自分で払うと言う。
ここは母のプライドを傷つけぬよう自分で支払いをさせよう。

しかしそこは認知症、まだ支払いの終わってないレジに突撃。
レジ打ち最中のテーブルに自分の服を置いてすました顔で立っている。
「まあまあ、ちょっとこっちで待とう」とか言って、レジ前の停止線まで誘う。

で、フォローしつつ場所を移しお昼のお弁当を買う。
夜には我々は帰るので、母の夜の分のご飯も買っておいてあげる事とする。
自分で選ばせてあげて二個買ってあげる。
ここでは、私がカゴを持ち妻が支払いをしたので、レジ突撃は無かった(笑)

ちなみに、認知症の本読んでもレジ突撃の事例が見たことない(笑)

この時点で、先ほどまでの病院における診断については母より何も言及なし。 『認知症』『アルツハイマー』などこキーワードを言われたことは忘れているのか?
意外に普段通り。
(「死ぬ」とかグチグチ言うかと思ったが)

その辺のドラスティックな出来事は忘れているならそれで良い。
普通に聞いたら受け止めるのにかなりのショックを受けるだろうし。
これで良い。
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1月14日(火)④ 3つの大問題 [母の認知症関連]

診察・診断が終わり、事前に予約していた病院の相談室に今後のプランについて打ち合わせに行く。

正式に母がアルツハイマー型認知症である事が確定したので、これからやるべきは、
①介護認定
②施設の選定
③資産の管理
大きくはこの三つ。

ここでは、②を相談する。
こちらI病院の属する医療福祉法人グループの施設をあたる。
自宅からの距離、施設のタイプ、空きそれらを総合して相談。
こちらの(私と妻の)希望としてはグループホームに入るのが適当かなと思っていたが、母の性格的な面などを鑑みるとグループホームは馴染みにくいかもとの意見。

確かに医師からは診察時に「介護付有料老人ホームとかはアリだね」とか言われたが(笑)
ただ、『介護付有料老人ホームは高い!』ので違う方法を考える。

相談室では、自宅からも程よい距離で結構綺麗な施設を提案される。
こちらは小規模多機能施設であり、デイサービスやショートステイなども充実している。
そこでデイサービスからスタートするのが良いのでは?との提案。

母も綺麗な場所の方が気分イイだろう。
確かに母は介護サービスを受けたことが無いので、週数回のデイサービスからスタートするのもアリか。

但し、提案を受けた小規模多機能施設には、4月~でないとお世話になれないとの事なので、それまでの間をどう過ごすか考える事にする。


ちょうど、この日の午後は地域包括支援センターの方に家に来て頂き、母と面談をして頂く事になっている。
その際に4月までの過ごし方を一緒に考える事にする。
認知症の進行が少しでも遅れてくれれば有難いのだが。。。

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1月14日(火)③ 【宣告】アルツハイマーへの処方薬 [母の認知症関連]

アルツハイマーと告げられた後、先生が少し悩んでいる。
『薬どうしようか。今、結構飲んでるし。』
『今までの薬もらっている病院から出してもらおうか?どうしようか悩む。』

私からは、
『薬があるのならばお願いしたい。』
『認知症に関しては、こちらが専門なので、こちらから処方してもらいたい。』
と伝える。
従前のレポートにて、既に飲んでいる薬は報告済なので、飲み合わせに問題はなかろう。

先生から処方する薬について告げられる。
『アルツハイマーに処方する薬は劇的に効くことはない。』
『治験の結果を見ても”効く人もいる”というレベル。』
『効いたとしても、若干進行が遅くなる程度。』
こんな感じ。こちらとしても正直な話をしてもらった方がありがたい。
『もう進行するだけで治ることはない』
という訳だ。

インパクトのある話だが、母は落ち着いている。何よりだ。

ちなみに処方された薬はメマリーという薬。

一定期間飲んでみて来月再度病院にて診察を受ける事になった。


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1月14日(火)② 診断結果=アルツハイマー [母の認知症関連]

そんなこんなで実家を出て、I病院に向かう。
車が空いていたので、受付開始時間前に到着。
順番カードだけゲットして車の中でテレビを見つつ待機。
順番は2番目。今日は忙しいから早い番号で良かった。
ほどなくして、受付が開いたので待合室に移る。やはり緊張するのだろうか母はトイレに行く。ちなみに私も(笑)
母は「来なけりゃ良かった」とか「おかしかったらどうしよう」と相変わらず。
診察券忘れたとか言っていたが、財布の中を見て発見。良かった。

隙を見て、受付の方に「先生にこのレポート渡して下さい」とレポートを託す。
前回受診以降の母の状況を更新したレポートである。
診察一番目の方が出て来てから、しばし待たされる。
前回もそうだった様に、この間、先生がレポートに眼を通している。

で、ついに診察。
『脳全体の委縮はさほど見られない。』
『脳の細い血管の動脈硬化を原因とした血流の悪化が見られる。』
『海馬の委縮が見受けられる。アルツハイマーが始まっている。』
との診断。

要するに、
『軽度の脳の血流悪化』+『軽度のアルツハイマー』=『結構な認知症』
という事に。

ちゃんと介護認定を取って、キチンとケアを受ける旨先生より話される。
母「歳をとるのは嫌ですね。。。」とか「死んでしまいたい。。。」とか言い出す。
先生も「そんなこと言わないの。まだまだ楽しめるよ」とか言ってくれるけども。
母のこのタームは時間が経たないと解決しないのでとりあえずケアしつつもスッと流す。

先生に介護サービスについてのアドバイスを頂く事にする。
先生からは、
「本人のプライドと性格があるのでグループホームより老人ホーム向きでは?」
「施設を使った事が無いから、デイサービスからかな。」
「介護認定とって施設に入るのもアリ」
とのアドバイス。

つづく
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1月14日(火)① 診断結果発表当日 [母の認知症関連]

ついに母の診断結果発表当日。

例の如く朝一で新幹線で地元へ。新幹線を降りて即レンタカーを借りて実家に向かう。
※いつもの格安レンタカー

まあ、初診の時のテストと先生の発言からだいたいは予測できるが(笑)

母自身は相当不安な様子。
前日、その前の日も電話で話したが「おかしかったらどうしよう」とか「病院行かなきゃ良かった」とか「結果聞きたくない」とかずーーーーーっと言っている。

『どういう結果でも大丈夫。俺らに任せて。』
と言って落ち着かせる。

そもそもおかしいと思ってなければ病院に連れて行ってないし。
介護認定を申請するに値するから俺らも動いてるんだし。

本音で言えば「いや、それ言われてもこっちも困るし」なんだけど。
病気だから仕方ない。

この日有休を取って地元に戻って母を病院に連れていってるので、結果を聞いて色々騒ぎ出して夜帰れなくなるのが一番困る。
翌日普通に仕事なので。
別に仕事好きじゃないけど(笑)仕事行かないと収入がなくなるし、収入がないと母の世話どころか生活も出来なくなるから行かないと(笑)
(うちの会社、”出社して会社にいるのが美徳”的な会社)

先生うまい感じで頼むよと祈る気持ち。

あまり病院への出発まで実家でゆっくりすると母はゴネ始めるので、速攻で車に乗せる。
(既にゴネてるけど)大きくゴネる前に病院に向かう。

つづく。。。

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久しぶりのトレーニング [日常]

今日は久しぶりにトレーニング。
かれこれ20年以上空手を嗜んでいる。

学生、社会人時代はアメフトをしていたが引退した後に28歳頃から空手を始めた。

空手にも色々種類があるけれど、私が始めたのは極真カラテ。

実際に人に当てて倒すことを目指す。

歳をとるとウエイトトレーニングなどは関節、筋肉に負担が大きくなるので、45歳を越えてからは自分の体重を使ったトレーニングが主体。
腕立て伏せとかスクワットとか。

動ける体を維持するのが目的なのでそれでも良いかなと。
あとは技術でカバーすることを目指している。

黒帯なので道場ではみっともない事は出来ない。
大きな声を出し、全力で動き、自由組手(スパーリング)では下の帯の方には負けてはならない。

負けてはならないからこそ一生懸命稽古する。

母の件で稽古する時間は減ってしまっているが、いつ道場に行っても恥ずかしい思いをしないように腕立て伏せ、スクワット、パンチキックのフォームチェックは欠かさない様にしている。

道場には色々な考え(試合で勝ちたいとか)を持って空手を学ぶ人がいるが、私は
『いざというときに使える空手』
を目指している。

自分と自分の大切な人が危険に際したときに守れる心と力と技術を持っていたい。

とは言いつつも稽古の最中に怪我してはもとも子もない(笑)
怪我の防止のため↓

このサポーターを着けてトレーニングしてます。
ふくらはぎが浮腫む人にもオススメです。

たまにはブログに手軽に出来るトレーニング方法もアップしたいと思います(笑)
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1月10日(金)② 介護認定訪問調査センターへ電話 [母の認知症関連]

午前中、母の対応をしつつ仕事をこなした。
母の対応自体は上手くいけばさほど時間はかからないし、昨夜の電話を忘れていたのでラッキーでした(笑)

但し、「死にたい」とか「寂しい」とか言い出すと対応が結構大変。
どうせ死なないのは分かってるけど、ワーワー騒がれたまま電話を切るのはコッチの後味が悪い。

で、午後イチで市町村の訪問調査センターに電話をして、介護認定訪問調査の日時を調整する。
行政の外郭団体なので役所的な対応かと思ったが意外に柔らかい対応。包括支援センター的な雰囲気(表現が分かりにくいかも知れないけど、一言で言えば優しい感じの対応)。

母の名前と私の続柄、電話した要件を伝える。
先方には書類は回っているようで、すぐに確認してくれた。
私からは
「母は一人暮らし」「私と妻は東京在住」「訪問調査の際には私と妻が帰郷し同席する」「認知症なのでなるはやで介護認定を取りたい」「I病院に通っている」
等を伝え、訪問調査の日取りを早めに決めたい理由を述べる。
先方は快く理解してくれて調整の相談に乗ってくれた。
※市町村やセンター等によっては、「訪問調査の日が決まり次第センターから連絡が来るので待っててくださいね」とか言われる事も多いと思うけど、センターから連絡が来る前に連絡して先に予定を入れることをオススメする。
うまく、日程調整が完了。仕事は休まないといけないけど、影響は最小限の日を選択出来た。

介護認定訪問調査では被調査対象(母)は、嘘をつく場合がある。というか嘘をつく。
⇒認知症の人は多いらしい。
出来ないことを出来ると言ったり、私は全然大丈夫的な振る舞いをする。
訪問調査員は調査票を持ってヒアリング結果をそれに落とし込むので、被調査者(母)の嘘は正しい介護認定の妨げになる。
母は認知症(アルツハイマー)によっての介護認定なので、その旨は考慮される事にはなるはずだが。
訪問調査の際に調査員が記載する調査票を事前にダウンロードして、事前にスタディしておく事とする。
※介護認定自体は認知症の進行度合いを確認するものではなく「体の機能低下により介護を必要とする度合い」の確認なのでそこは認識した上で対応する事が重要。

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1月10日(金)① 母との通信手段 [母の認知症関連]

前日の夜19時頃に母から私の携帯に電話があったみたい。

今回は朝一番で私から折り返す。
「え?かけたっけ?」と母。
いつものことだ。

さすがに死んでたりしたらマズいので着信のスルーはしないようにしている。

私はスマホ(データ通信のみ)と一緒にガラケーも持っている。(プライベートで二台持ち)
母のらくらくホンには短縮で私の番号を登録してある。

母は時間を問わずいきなり何度も電話してくる。マジメに対応していては仕事も出来ないし。
ガラケーはカバンにしまっておいて休憩時にチェックすることに。
電話をかけまくるのは、アルツハイマーの影響もあるし止めることも出来ないし。
でも、こちらの生活もあるし。折り合いをつける程度が大事かと。

着信があったときに私から折り返せる時は私からかける。仕事などで掛けられないときは妻に連絡してフォローしてもらう。

私のガラケーはバイブ機能が弱めなのでマナーモードにしていても仕事の邪魔にはならない。
↓ちなみに機種はSH07F
sh07f.png

母のガラケーはいざという時の為にショートカットにSおばさん、Cおばさん、私の電話番号を登録している。1~3のショートカットボタンを押せば繋がるようになっている。
↓ちなみに機種はK012
51705957.jpg
老人は物理ボタンに馴染んでいるのでこのガラケーはオススメ。
(スマホとか画面をグイグイ押して壊してしまう(笑))
現在は廃盤なのでこちらで購入可能です。

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1月9日(木)② 施設を決める大方針(ポイント) [母の認知症関連]

夕方17時頃、包括支援センターに電話を入れる。
要件は「訪問調査センターへ連絡を入れて良いか否かの最終確認」。
大事なプロセスだから、心象を悪くするなどのミスは犯したくないので。

担当ケアマネージャーの方から「大丈夫、電話して名前言ってもらえれば分かるはずですよ。」との返答。
翌日1月10日(金)に電話してみることにする。

ついでに、14日(火)のケアマネージャーさん訪問についての打ち合わせ及び面談日程の確認。
I病院相談室の担当の方と情報共有が出来ている事も確認が出来た。
相談室に伺った際(12月30日(月))に打ち合せたポイントが包括支援センターと共有されている。

【12月30日(月)に打ち合せたポイント】
①『4月~なら対応出来る小規模多機能施設がある。そこは実家からも近く綺麗なのでそちらを最有力として候補にする。』
②『問題は3月いっぱいまでどの様にしのぐか。』
③『故にケアプランは①②を前提に検討する。』
大枠ではこの3つがポイント。

詳細はケアマネージャーさんとの面談後に一緒に検討するものとする。
細かい所はプロの意見聞かないと(笑)

小規模多機能施設のイメージ
fig1_shoukibo_1.png
※もっと詳しく知りたい方はこちらが分かり易いと思います。


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1月9日(木)① 何を忘れて何を覚えてる? [母の認知症関連]

夕方母から電話あり。
「22だか23だか病院行くんだっけ?」との電話。

初め何を言ってるのか解らなかったので???となったがすぐに気づく。
12月23日に検査に行ったことを言っているんだな?と。

「その日は検査の日だよね。先月行ったから大丈夫だよ」と返答。
「そうだっけ?行ったっけ?」と母。

何を忘れて何を覚えているかが分からない(笑)

I病院の先生に「否定しないように。同じ話を繰り返してもその度に対応してあげて。」と言われていたのでその通りに対処する。

話ついでに「今度病院行くときは検査結果を聞きに行くときだね。今、日程調整してるから。(本当は日程調整済で決めてある)」と話す。

病院に行くことを覚えている
いつ行くかを覚えている

病院に行ったことを忘れている
今日が何月何日か分からない
みたいな感じか?

事象に対してキレイに全てを忘れきらず、部分的雰囲気的に覚えている部分がある為、混乱するのかも。

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