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【行動】これも認知症の症状? [母の認知症関連]

母は毎日決まったスーパーに行っている。
そのスーパーには休憩所があり、そこでは椅子とテーブルなどがありコーヒーを飲んだり井戸端会議をするスペースがある。

そこに行って毎日知り合いと話をし、スーパーでちょこっと買い物をして、家に帰る。
これがルーティンになっている。

もともと、足腰は丈夫で長距離を歩くのは苦にならない人なので、昔はもう少し遠くまで歩いて行っていた。

ただ、最近はそのスーパーにしか行かないという事について妻と話をした。

実家⇔いつものスーパーの間の道のり・風景は私が小学生の頃からほとんど変わっていない。
しかしながら、以前行っていた少し遠いスーパーなどは開発により風景が変わっている。
(私が見ても「変わったなぁ」と感心するレベル)

恐らく、母は昔行っていた遠くのスーパーまで歩いて行って迷った事があるのではないか?
迷って『帰れなくなるかも』と怖い思いをしたので、いつものスーパー以外に行かなくなったのでは?
妻から指摘されて『なるほど!』と思う。決まった道しか歩いていない。

これも、認知症の症状と考えれば辻褄が合う。

認知症の権威、長谷川先生のTV(認知症の権威が認知症になった的な)を見た際に毎朝決まって同じ喫茶店に行き、決まった席で、決まった珈琲を飲むというシーンがある。

母と同じだと思った。TVでは行きつけの喫茶店でくつろぐ様を映していたが、そこにしか行けない状態になっているのでは?と。

『歳を取っても行きつけのお店に毎日行けているから大丈夫』とは言えないのだ。

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【弁護士の意見】お金の話続き【資産売却準備】 [母の認知症関連]

母のを施設に入れる段階において、相応のお金がかかる。
で、そのお金は実家の資産売却で対応しようと考えている。
現時点では、多機能小規模施設にて通いで対応しようと思っている。
(母が「自宅に住んでいたい」と言うので)

但し、アルツハイマーの進行が進むにつれて、自宅での一人暮らしは難しくなるであろう。
即ち近い将来、遅滞なく資産を処分して母の住居に充当する必要がある。

///予測される出費///
グループホームで
15万/月=180万/年=1,800万/10年・・・認知症ってこともあり高い!
介護認定が上がって特養に入れたとしても月額は同程度かそれ以上。

母の名義のままでは、私が資産の処分をする事が出来ない。かといって、今相続すると税金がバカにならない。・・・税金納める分があれば母の介護に充てたいし。

で、私が資産の処分ができる選択肢として
①成年後見人制度
②家族信託(を含む民事信託)
を挙げて知り合いの弁護士に相談してみた。

【弁護士の意見(友人としての目線も入った意見)】
・①成年後見人制度はやめた方がいい。
→”土地だけ”とか資産を限った対応は出来ない。
→仕事を持っている人が財産目録等を定期的に作成し家庭裁判所に届け出するのは負担。
→別途成年後見人を専門家(弁護士とか)依頼した方がよい。=コストがかかる。
→成年後見人の申し立て=家庭裁判所へ申し立て=手間・時間・コストがかかる。
→専門家に後見人を依頼すると相応のコストがかかる。(最低で2万/月が生きている限りかかる)
→資産売却の際においても裁判所への手続きが必要。=別途コストがかかる。
→「やべ、失敗した」と思っても本制度の手続きのやり直しが極めて難しい。
だいたいこんな感じ。
ちなみに2万×12か月=24万で全てが足りる訳ではない。
金融資産が1,000万を超えたら3万/月~。
資産の大小でも金額は変わって来るし、業務量に関しても同様。

という訳で私としては、②を選択し進めることにする。
その際に
・定期預金は全て解約し普通預金口座に移す。
・証券も全て現金化。
・普通預金口座のカード・通帳・暗証番号を把握しておく。
で実質現金はコントロールできる。
・土地建物だけの売却・管理については、民事契約でどうにでもできるからと(笑)
のアドバイスをもらった。

一つ前に進んだ。

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