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地獄の帰省⑥【資産売却】 [母の認知症関連]

ケアマネージャーさんとの打ち合わせを終えて不動産屋さんとの打ち合わせに向かう。

父が亡くなった時に財産(大したことない)はほぼ母に渡している。
私が受け取ったのは二束三文の土地だ。
実家が地方故、地価が今後大幅に上がる事もないと思われるので、まずは売りにくい土地から売る。

バブル前に父が買った土地なので、出来るだけ損切の金額は少なくしたいところだ。

こちらの売却の依頼を友人の不動産業者にお願いする

そうやって考えてみると、現在母の住んでいる実家を次に売るべきかと考えている。
実家は私が小学生の頃に建てたので築40年以上は経っている。
交通の便も悪く、築40年の建物の解体にも金がかかる。長年住んでいる親の荷物を廃棄するにも結構な金がかかると思われる。

ちなみに、母にその話をすると当然納得しない。
『私が死ぬまでこの家を残せ。』とか言う。そりゃ遺産がたくさんあって余裕があれば要望に応えるけど、我々にも老後があるし生活もある。
言うに事欠いて「あなた方が定年して戻ってきたらここに住めばいいし」とか言っている。
勘弁してくれ。

自分のやりたい様にしたいのなら、自分でやってくれば良かったはずだ。
そもそも、母が所有している土地に関しても10年近く前に我々が相場で買う事を提案しても「子供と金銭のやり取りはしない」とか言って売ってくれなかった。

自分の事ばかり考えて、我々の人生の邪魔をされるのは納得できない。

不動産屋さんと打ち合わせをしながら、自分の人生を守る事を強く意識した。

ちなみにこの時点で18時30分。
・母病院
・司法書士打合せ
・ケアマネージャーさん打合せ
・不動産屋打合せ
とりあえず何とかこなせた。

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地獄の帰省⑤【ケアマネージャーさんと打ち合わせ】 [母の認知症関連]

司法書士の先生との打ち合わせも終わり、実家に向かう。
帰りしな予想通り「まだ帰って来ないのか?」と電話が母から。
まだ打ち合わせ時間前なのに、お前何様なんだよ!と思いつつ『間もなく着くから』と返答。

実家に着くと丁度ケアマネージャーさんも到着したところだった。
ケアマネージャーさんの訪問の趣旨はケアプランを承認して署名押印と居宅介護支援事業の利用契約書の署名押印である。

説明を聞いてもらって本人に署名押印してもらうのが一番効率が良い。
ケアマネージャーさんが契約書内容の説明をする際にツンケンした態度でいちいち口を出す。
※更に、介護サービスについてディスる。⇒あんなところに居たらボケるとかいつもの調子で。認知症じゃない人がこの態度だったらただのクズだなと思うレベル。

契約約款の説明なので、そのうち飽きるだろうと私はスルー。ケアマネージャーさんは丁寧に対応してくれる。

ひとしきりケアプラン及び契約書を説明頂き(ケアプランは前回説明を受けた案とほぼ同じ)母に署名押印を促す。私が名前と住所を書こうか?と言うも「そのくらい自分で書ける」と言って書く。
母が書いている時、手が震えている。これもアルツハイマーの症状か?

ひとしきり書き終わる。

その後、ケアマネージャーさんは「最低月に一回は話を聞きに来るからね」と話す。更に「何か困ったことがあったら連絡頂戴ね」と名刺をカレンダーの横に貼ってくれた。
ここで、母の態度が少し軟化。『月に一回は来てくれるの?』『困ったときに連絡して良いんだね』と確認する。
つーかそうなるなら、初めからあの態度は無いだろ!と思ったが胸にしまう。

とりあえず、ケアマネージャーさんとの打ち合わせと仕事が終わった。

次は不動産屋に会って不動産売却依頼の打ち合わせだ。あと30分しかない。急がなきゃ。

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地獄の帰省④【財産の信託】 [母の認知症関連]

とりあえず、実家を出て司法書士さんとの打ち合わせに向かう。
さすがに、スイッチを入れ替えなければならないので、ドトールで一服して気持ちをリセットする。

司法書士さんとの打ち合わせの趣旨は『家族信託』の契約書作成の打ち合わせ
通帳等のキャッシュはコントロール出来るし、そんなに財産もない。
私の場合は不動産の売却程度の話なので『家族信託』を選択した。

一言でいえば、母が判断能力がなくなり、不動産を売る場合に私が売れるようにするだけの話だ。
(これやっておかないと不動産をロックアウトされる恐れがある)
施設に入れなければならない場合に私の身銭を切るのも厳しいので備える。
また、不動産はキャッシュオンデリバリーが基本なので、買い手が見つかれば現金化は早めに出来る。買い手が見つかればだが。

2月13日(木)14時00分司法書士事務所到着
司法書士の先生とは事前にメールにて状況を伝達済。契約書の案文を作って待っていてくれた。
費用についても、見積書を頂く。まあ想定内。
契約締結に必要な資料の確認を行う。
①4月初に届く固定資産税の納税割賦通知
母の印鑑証明
私の住民票
土地の権利書
信託口座
これが必要との事。
※⑤に関しては信託不動産に関しての「火災保険等」や「修繕費用」や「固定資産税」の支払いをこの口座を使う事で私の個人から切り離す上で準備する事にした。

4月初には契約締結を目指す事にして段取りを決めた。
3月後半までにはメールのやり取りで契約書の内容を詰める。
それをしつつ③④を準備し、3月末に母の病院立ち合いの際に②と④を確認する事とする。

質疑応答やアドバイスを含め約1時間程度の打ち合わせであった。

急いで戻ってケアマネージャーさんと打ち合わせだ!

つづく

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地獄の帰省③【昼食】 [母の認知症関連]

なんやかんやで、銀行で金を下ろして郵便局に入金。(手数料かかるからね)
散々文句言ってた割には、入金した通帳の残高見て納得している。
なんだこれ。
そもそも金に執着する人なので、認知症により先鋭化されているという風にも考えられる。

昼食を取ったあとは、司法書士さんと打ち合わせに行ってから一度実家に戻りケアマネージャーさんと打ち合わせ。その後、不動産屋さんとの打ち合わせに行かねばならない。

2月13日(木)11時30分実家到着
→完全に期限は治っていないが、とりあえず帰宅完了。13時には出なければならないので急いで昼食を取る。
→昼食を取った後にデイサービスの口座引き落とし手続きがあるので、再度私だけで郵便局へ手続きに。
→その間、母と妻は二人だけ。妻に私の悪口を言っている事は想像に難くない。
→昼食取ってもろもろ片付けて20分程度時間があまる。施設に入れてくれとか言っているので、金の話やら、施設の話をする。
→どうやら現在住んでいる家は売りたくないらしい。「解体とか産廃でも結構かかるから母が生きているうちに片付けてくれ」と言っても、『私が死んだら、ここにあなた方住めばいい』『私が死ぬまではこの家を残しておきたい』とか言っている。あなたが死んだ後、我々が築数十年のポンコツに住め?バカにするのもいい加減にして頂きたい。
→少なくとも、自分のやりたいようにしたいなら自分で始末しろと。出来ないなら言う事を聞いて頂きたい。
→母「どうせ私なんか10年も生きない」とか言っている。いや!あなたみたいなタイプは絶対生きます。
→そりゃ、遺産を5億も10憶も残して死ぬならデカい事言われてもまあ耐えられるけども。遺産などあなたが食いつぶしたら無い訳だから、こっちの将来も考えて動かさせて頂かないと。

認知症の親の世話はホントに報われない。
親が認知症と診断されたら覚悟した方がよろしいかと。

2月13日(木)13時00分打ち合わせに出発

つづく

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地獄の帰省②【病院~実家】 [母の認知症関連]

意外に病院が早く終わったので昼食と母の夕食を買うためスーパーに向かう。

スーパーの近くに銀行があるのでちょうどよい。
母に「口座に金入れろ」と言われたので、買い物をしている間に金を下ろす事が出来る。

車に乗って「スーパーでお昼買って銀行でお金下ろしてくるから」と母に告げる。

母「え?何でお金?」と。
私「こないだ口座にいくら入ってる?お金返して!って言ってたでしょ。だから下ろしてくる。」と答える。
母「そんなこと言ってない。口座にいくら入ってるか聞いただけだ」と。

うそだろ!!!!!!あなたが金よこせって言うから通帳とカードとハンコ持ってきたんだぞ。

母「お金かえして!なんて言う訳がない」と。
そして機嫌が悪くなってくる。

しまいには「何であんたはそう言うことを言うんだ」と。

ダメだこりゃ(笑)

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地獄の帰省①【実家~病院】 [母の認知症関連]

早朝、暗いうちに家を出て実家に向かう。
花粉症も発症し最悪。

地元の駅に着いてからレンタカーを借りて実家に向かう。

今回の帰省は空き時間が30分も無いくらい予定を詰め込んだので憂鬱だ。

実家に向かう車中で妻の携帯に着信。母から「今日、来るんだよな」「何しに行くんだっけ」と確認の電話。『薬の調子を見るのに行くんだよ。今向かってるから』と返答し、実家へ急ぐ。

実家に着いたらソッコーで診察券と保険証を持たせて車に乗せてI病院に急ぐ。

2月13日(木)9時45分病院到着
→12時までには遅くとも診察を終えたい。
→診察券を渡すと共に前回診察時以降の母の状況をまとめたレポートを受付に渡す(医師に診察前に読んでもらえるように)。

2月13日(木)10時10分診察開始
→思ったより待たずに診察開始
→医師は母から近況を聞きつつ、デイサービスを利用する事を促す。
→医師は母が認知症老人を"ボケ"と呼ぶのは気に障るらしく母をいさめる。当たり前だ。
→母は相変わらず同じ事を繰り返し話す。興奮して話すと症状が顕著には見られる。マトモに見られようとして話せば話すほどドツボ。
→当然キーワードとして「死にたい」「歳を取るのは嫌なことだ」など。先生も馴れてきたせいかあまり深堀はしない。
→いつも通りのヒアリングとなだめすかしで診察を終える。
10時40分頃診察終了。

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母のデイサービスチャレンジⅡ [母の認知症関連]

昨日(2/12)は母のデイサービスの日であった。

妻が朝一で母に電話した時は
『行きたくない!』
と言っていたとの事。
いつも通り妻は
「行きたくないなら良いよ♪ケアマネージャーさん来たら言ってね♪」
と対応。→テンプレートになりつつある。

ここからはケアマネージャーさんに委ねていた。

妻が宅配便を送ったので、確認の為昼前に母に電話をする。
『え????デイサービス行ってるし!』
デイサービスでお昼を食べている時に電話した模様。
即、私に報告。

ケアマネージャーさん、どうやって連れてったんだ??スゴイ!!!

あんな頑固で意固地な人をうまく誘うなんでなかなか出来ない!
凄腕である!

とは言いつつも全てが上手くいった訳ではなく、皆さんでドライブに行こうとなったときに「帰りたい」とか言い出したらしい。
とりあえず、デイサービスに行った事は進歩として考えるべきかと。
さらに慣れて、ちゃんとデイサービスにアジャストしてくれる事を祈る。

本日の疲れを労おうと母に電話をする。
「具合悪いから帰ってきた」→「あんな連中のなかに居たら具合悪くなる」→「ボケがうつる」
いつもの母であった。。。

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久しぶりに空手仲間と [日常]

明日は母のデイサービスチャレンジ二回目だが。
今日は空手仲間との集まりがあったので、しばし忘れる。
(多分、明日の朝には鬱な電話がかかってくるだろうが。。。)

空手を20年ほど嗜んでいると色々と思う。

『学校におけるイジメで子供が自殺する』という痛ましい事件があったりする。
こんな時に私は「空手をやっていればなぁ」と思ってしまう。
なぜか、

・学校の他にコミュニティができる。
⇒道場というコミュニティに属する事で完全な孤立を避けられるのでは?
学校でイジメられて自殺する子は学校という世界が全てなのだろう。
だからそんな子には違う世界を用意すべきだと考えるのである。親に「学校行きたくない」と言ったら『行きなさい』と言われる環境にあっても、道場の大人に『別に行かなくてもよくね(笑)』と言ってもらえたら心が楽になるかも知れない。親・教師以外の色んな大人と接する機会って大事。

・喧嘩が強くなる。
⇒普段から殴り合いしてれば強くなる。
イジメてくる奴がいたらぶっ飛ばせば良いわけですよ。
イジメたら倍にしてぶん殴られると思ったらイジメないでしょう。
無視してきた?片っ端からのばしてしまえば良いわけですよ(笑)
自殺するよりマシかなと。
喧嘩強くなって逆にイジメっ子になってしまったら?心配なし。その情報が入ったら道場で〆られますからご心配なく(笑)

空手談義をしていてこんなことを思った今日この頃でした。

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【終活】親にやらせるべき!!!【早めに】 [母の認知症関連]

今週末、実家に帰るのだが結構忙しい。

地元の駅について、
『レンタカー借りて、病院行って、昼ご飯食べさせて、ケアマネージャーさんと打ち合わせをして、銀行行って、司法書士さんと打ち合わせして、不動産屋さんと打ち合わせして』
帰る。
という計画である。

どこまで、こなせるか不安。
ただ、行った時に片付けないとまた金かけて実家に帰らなければならないので。。。

明後日、再びデイサービスのお迎えがあるはずだが、どーなることやら。⇒これも心労(笑)
おそらく、迎えに行ってもらうけれども行かないとか言い出すであろう。

母認知症とか言われてから、本当に休めた記憶がない気がする。

これ、在宅で介護されている方は相当削られると思う。

最近テレビのCMやらで『終活』とかやってるけど、マジで親がシッカリしてるうちにやらせた方が良い。

親が元気なうちは、「お金の話とかちょっと。。。」とか「親が死んだ後を今言うのはちょっと。。。」とか言いにくい気持ちも分かる。

が、元気なうちに自分で手を打たせないとこっちが削られるから。

大事な事ですからもう一度言います。
『元気なうちに親に終活をさせるべし』

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花粉症発症と対策! [日常]

今週末、実家に帰り母の対応等あるので、今週末は道場に行ってトレーニングして気分転換をしようと思っていた。
が、花粉症!!が発症してしまった私。
3日(月)に「目がゴワゴワするな!」と思って一週間。
平日はトレーニングがなかなか難しいので15,000歩は歩く。
その結果、土曜日に見事に花粉症発症。

目がゴワゴワして腫れる。
鼻がムズムズしてくしゃみ。
鼻水が止まらず。
頭がボーッとする。

ついに来てしまった!

毎年この時期には調子悪くなるけれども、今年は特にヒドイ。

新型コロナウイルスの為、人混みでの飛沫を浴びない様に電車の中や会社ではマスクをしていたが、人が混んでいない道を歩くときはマスクを外していた。

一週間で発症してしまったという事はこの地獄がしばらく続くという事か!最悪だ!

私は薬が嫌いなので今までは薬を飲んでこなかったが、さすがにキツイので薬を買ってきてもらった。
飲み薬+アイボンで目を洗う。

土曜日は動けなかったので、トレーニングはしなかった。
日曜日は自分を奮い立たせてトレーニングをしてきた。
(空手はインドアなのでまだいいか!と)

薬を飲んで、目を洗ったら少しだけ調子が良くなった。

花粉症も免疫力の低下と言われているが、妻にこう言われた。
『母のストレスで免疫力下がってるんだね(笑)』
と。

うん。間違いないわ(笑)

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