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12月3日(火)初診② [母の認知症関連]

10時過ぎ頃診察室へ呼ばれる。先生の手持ち資料の下には隠れて渡したレポートがあることを確認する。
N医師は人当たりがよさそうな先生。話も軽妙で母も落ち着いている。さすがプロと言う感じ。
雑談をしつつテストを行う。
母への質疑応答ではつい私が答えてしまいそうになるのを妻から止められる。
そりゃ私が答えたらテストにならないわ!と納得(笑)
体の動きのチェック、質問に答えるチェックをそれぞれ行う。

体の動きのチェック
→先生が「この様に動かして」という指示に対し早く張り切ってブンブン動かす。・・・このパターンか

記憶を含めた認知機能のチェック
→「子供は何人いますか?」との質問に詰まる。・・・少しビビる
→「今日は何年何月何日ですか?」との質問に答えられない。・・・すぐ横にカレンダーあるのに
→「ちょっと算数をしてみましょう」との質問に混乱・・・パニックになっちゃった
等々

最終的には「先生もう止めてください」とか言い出して終了。

で、先生が
「あなたは今まで十分頑張ってきたのだから、遠慮なく公共のお手伝い使っても良いんですよ」
「次に脳の検査に行ってもらうけど脳ドックだと思って行ってきてね」
「何かしらは結果として出るかも知れないけど大丈夫だから」
とのお話。

これ聞いたら確信に変わりますよね。

そしてその場で脳スペクトとMRI検査のアポを入れる。

で、先生から言われた事
母へ
「死にたいとかそういう事は言わないようにしようね」
「睡眠薬を飲むのをやめてみようか」
※母は眠れないと言って睡眠薬を処方してもらっている。
我々へ
「話すときは否定しないように」
「同じ事を言っても対応してあげて」
こんな感じ。

全てが認知症のテンプレに当てはまる。

とりあえずは無事に初診を終了。

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12月3日(火)初診① [母の認知症関連]

12月3日(火)母の初診当日
8時前には来るなと言われていたので、8時15分頃実家到着。
※寝起きでボーッとしている所を見られたくないらしいから8時過ぎに来いと言っていたと思われる。

診察に行くことに関しては母は色々と文句や不安を言っていたが「おかしくない事を確かめる為に病院に行く」「歳を取ったら何かは出てくるけど気にするな」「脳の検査などは脳ドックだと思って」という感じで話をする。意外にアッサリ話は聞いてくれた。

母を連れてすぐ出発し9時頃にはI病院に到着。
ちなみに、紹介状は母が開けて中身を見ていた。相当不安なのだろう。紹介状の中身に関してはドラスティックな文言が無かったのが不幸中の幸い。「物忘れが多くなっているので」という形で紹介状の内容が記載されていた。物忘れに関してはある程度ではあるが自認しているので、受け入れられたのであろう。

受付に紹介状を提出し診察の手続きを行う。母の性格上自分で問診票を書きたがるはずだが、素直に私に書かせる。億劫でやる気が起きないのも認知症の症状の一つと言われているので納得。
私や妻が受付の方と話をすると何を話しているか気になる模様。また、スマホを触っていても気になる模様。要は知らないうちに何か余計な事をされるのではないかと不安に感じている様子で落ち着きがない。

とは言いつつも、先に医師に我々の作成したレポート(母の様子等)を渡しておきたかったので妻が母の気を引いていてくれている間に受付の女性にレポートをパス。ついでに「診察時はこのレポートを出さないように」とお願いする。
受付の女性も慣れたもので我々の意図をすぐに理解してくれた。
※受付の女性も母を覚えていたので前回の訪問でも印象深かったと思われる。

続く

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12月2日(月)初診前夜 [母の認知症関連]

12月3日(火)AMにてI病院での母の初診に立ち会うべく妻と共に地元に戻る。
朝一で地元に戻るのはさすがに厳しいので前日の夜に帰郷し朝一でレンタカーを借りて実家に向かう事にした。(母は早寝なので夜遅く起こすのはヤバイ)
ちなみにレンタカーを借りる時は直接営業所に予約するよりもこちらで予約した方が遥かに安いです。

妻には散々手伝ってもらっているので、たまには美味しいご飯でも食べようという事で
1575362664095-1.JPEG
こんな感じのディナーで決起集会。

初診前日の夕方にも母から電話あり「もしも、おかしかったらどうしよう」的な内容。
当日拒否されても厳しいので再び「おかしくないことを確認しにいくのだから大丈夫」「脳ドックみたいなものだから気楽にね」となだめ、なんとかその場をおさめる。

ホテルにて翌日の診察時に医師に渡す資料を確認。
①家族構成・詳細
②疾病歴
③数年前からの行動で気になる点
④ここ一ヶ月の行動の詳細
これらをA4×5程度にまとめておいたモノ。
※実際の診察の前に医師に渡して読んでもらう為に用意した。





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まずはこれだけ【コレ大事】 [母の認知症関連]

12月3日(火)にI病院に母を受診させるにあたり、私も介護保険・介護認定の情報を集め始めた。
とは言うものの、集め始めたと書いたが実際は「妻が集めた情報を妻に教わっている。」というのが正しい。

基本的すぎるかも知れないけど、”介護保険を使う=介護認定を受ける”上で最低限必要な事項は
・地域包括支援センターへの連絡
⇒被保険者の居住地とリンク
・主治医意見書を書く病院の選択と受診
⇒私の母の住んでいる区域ではHPに指定病院の記載がありましたのでそこを予約しました。
かと思います。

参考↓
IMG_20200103_075848.jpg

実際に認知症と診断されてからの介護認定は時間のロスとなります。
※あなたが思っているより認知症の進行は早いと考えてください。
早めに行政なり病院なりに相談する事をオススメします。





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初めて病院へ(初診前) [母の認知症関連]

母に認知症関連の病院を受診させるにあたり、どこの病院が良いかまず考えた。

マストな条件として
①行政の指定病院であること(今後の介護認定へ進む事に備えて)
②母の住居から近いこと
である。

運良く①と②を満たす病院があったので、かかりつけのKクリニックへ行くことを母に指示。
Sおばさんにお願いし11月25日(月)に母を連れて行ってもらう事とした。
事前に私からKクリニック医師に電話をして状況を説明。紹介状の作成をお願いし了解を頂く。
結果、私の依頼通りのI病院への紹介状を頂く事が出来た。
ここまで母異常アリの第一報から実働3日で完了。

その日は、紹介状を頂いてその足でI病院へ向かったが、母のご機嫌が悪いためすぐに自宅に帰ってしまった。(I病院には老人介護施設も併設されておりそれを見て『あんなのと一緒にするな!』とご機嫌斜めになった。)

しかしながら、I病院を受診しないと事は動かない為、私は仕事の休みを取るべく調整を行う。
結果、12月3日(火)に有給を取ることが出来たため、私と妻が付き合うから一緒に行こうと説得。
何とか母の理解を得ることが出来た。(と同時にI病院へ初診の予約を入れる)

すこしホッとしたのだが、

11月30日(土)
再び母大騒ぎ。Sおばさん・Cおばさん・私・妻へ時間を問わず電話攻撃。
電話の内容は「死にたい」「寂しい」などのうつ傾向の発言や「薬を飲んでも眠れないから今すぐ来てくれ」等のワガママをを延々と語る。
『I病院に行った時に薬の話とか色々相談してみよう』と言ってとりあえず説得。なんとか収まる。

12月1日(日)
Sおばさんから電話。「何でもないのに子供たちに認知症の病院に入れられるから助けてくれ」「病院受診の際には一緒に来てくれ」等と母から言われたとの事。
『大丈夫です。こちらで対処するので来なくても大丈夫です』と妻からSおばさんへ伝えてもらう。
『何でもない事を確認するために病院行くんだから心配いらない。』と私から母を説得。何とかおさまる。

I病院の初診を受けさせるだけでも相当なストレス。
妻にも申し訳ないと思う。

だいたいこの様な時は、外野の親戚とかが口を出してきたりする。
金も労働力も時間も使わず口だけ出してくる人間はとにかく(着信拒否をしてでも)無視すべきと考える。
やるべき事へのストレス以外でストレスを増やすとこちらが削られてしまう。
とにかく自分達のストレスを増やさない方法を考えるべし。





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動き出しのきっかけ [母の認知症関連]

2019年11月後半にSおばさんから
「どうも最近様子がおかしい。認知症なのではないか?」との電話。
もうすぐ80歳になるので物忘れなどがある事は以前より感じていたが、最近とみに進行している模様との話だった。(Sおばさんには母がよく電話をかけ話をしている。)

思い返すと確かにおかしい点はあった。

お正月、GW、お盆には毎年必ず実家に帰省していたが、その際にも掃除の不備や料理の不手際などが2017年後半頃からなんとなくではあるが感じられた。
但し、全てが著しくおかしい訳ではなく、部分的に感じられるレベルであった。
(加齢に伴う能力の低下と区別が難しいと感じていた。)

2019年に入ってからは、私の携帯にAM2時とかに母からの着信履歴が残っていたりした。翌日折り返すと「電話してないよ」と言う事が多々あった。
2019年中盤を過ぎると、妻が母に電話した後に私が電話をすると妻が電話した事を忘れている。(Sおばさんからの報告)
電話をすると呂律が怪しい時がある。
2019年後半になると、うつの傾向の発言が目立ち、時間や回数を問わずSおばさんやCおばさんに電話をかける。(そうするとSおばさんやCおばさんから妻に連絡が入る。)
自分の欲求を満たす事のみを考え、人の都合を考えない行動が目立つ様になる。我慢が出来ない感じと言えばいいのか。駄々をこねる感じといえばいいのか。

母は「まだ大丈夫!まだまだ出来る!」的な気持ちを持っている事も分かるし、前向きな発言をする事もあるし、プライドを傷つけるのもどうかというのもあるので、これまで母の意向を尊重してきた。

が、さすがに周囲の方に迷惑をかけ始めるとそうも言っていられないし母本人の安全・人格にも関わる話でもあるので、急ぎ動く事になった。





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このブログを始めるにあたって [母の認知症関連]

初めまして
2020年スタートを機に母の認知症関連記録としてこのブログを始めました。
同じような状況・環境の方、また医療介護の勉強をしている方のお役に立てればと思います。

メインの登場人物は、
母:79歳。20代で結婚、30代で私を出産、私を出産以降は主婦。2012年から東北地方(私の実家)で一人暮らし。子供は私一人。性格は頑固であり自己流の正義感が強く常に主役でありたいタイプ。
私:49歳。20代で結婚、妻と二人暮らし。22歳から今に至るまで東京に在住。ごく普通のサラリーマン。
妻:49歳。ごく普通の主婦。優しくて勉強家。
Sおばさん:母の姪、50代。母の信頼は厚い。
Cおばさん:母の妹、母と性格的に似た所がある。
です。

次の更新からは本題に入ります。





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